新型コロナウイルスが流行したことで、たくさんの人の生活スタイルが変わりました。
厚生労働省の調査によると、新型コロナウイルス関連の解雇や雇止めになった人は見込みも含め5万326人(2020/8/31現在)に上っています。(うち非正規雇用は2万412人)
自粛で普段いることがない家族との時間が多くなったことや、仕事がテレワークになったり、経済だけではなく普段の生活自体にストレスを多大に感じて体調を崩した方も多くいらっしゃいます。
精神的につらい人の身体の状況
常に神経が緊張状態で、筋肉が硬くなっています。
首こり、肩こり、肩甲骨周りの硬さが目立ち、中には背中全体が岩盤のようになっていたり、不眠になる方も。
ストレスによる睡眠不足(不眠)になる人が増加
自粛明けからのお客様のカウンセリングでは、時間に差はあれコロナ時期前よりも睡眠不足の方が圧倒的に増えました。
「忙しくなったから」という原因の方はひと握りで、ほとんどの方は普段通りにしていたのに寝入りが悪くなったり熟睡できなくなったとおっしゃいます。
その状況を何とかしようと行動を起こしていても改善されていないと。その数はコロナ以前と比べると歴然です。
呼吸が浅くなることでさらに悪化
ストレスが増えると、睡眠不足の方は横隔膜が動きづらくなり呼吸が浅くなることがわかっています。そうなると交感神経が優位になってしまい身体は常に緊張状態に。
それを回避するために呼吸法を取り入れましょう。
呼吸ひとつでそんなに変わるわけがない!という方もおられるかもしれませんが、質の良い呼吸はストレス軽減になります。難しい技術は何も必要ありません。
十分に吐ききってから鼻からゆっくり吸う、それだけなのですが、息を吸うとき肋骨を広げるイメージにします。
自分の身体を守るための唯一の手立て

それは自分の身体に良くないであろう、過去の生活習慣を変えること。
いくらセルフケアを必死にやったり施術を受けても生活習慣が同じでは、同じことの繰り返しになるため早かれ遅かれ身体の痛みもぶり返すことになります。
記憶の奥底にある痛みの原因
そうならないためには、最初に身体を機能的にする必要があります。
身体に良くない生活習慣になったのには必ず理由があり、感じたくなかった「痛み」が存在することがほとんどだからです。
当サロンに来られてその原因となるであろう痛みの場所をお伝えすると、ほぼ100%に近い方が「いえ、そこは痛くありません」「痛くなったことはありません」とおっしゃいます。
ですが、その後施術をしていくうちに「そういえば・・・」と痛みのきっかけを思い出されることが往々にしてあります。
精神的にがんばるよりも身体からアプローチ!
「やりたいことはたくさんあるのに行動に移せない。疲労感が高い」方は、頭で考えすぎて行動に移せず結果何も変わらないことが多くみられます。
精神的にがんばろうとしても、身体が疲弊していると行動に移すことはとてもハードルが高いものになっているためです。
そういった時には身体を緩めることから始めると、痛みが軽減されたことで長年直したかった生活習慣が短期間に、しかも劇的に変わったりします。
1人でがんばらない
痛みのある部分が問題と感じ、痛みをやわらげようと頑張っている方がほとんどです。ですが原因は、痛みのある部分ではないかもしれないのです。
身体に関しては原因と結果がイコールでないことが往々にしてあります。
身体の硬さは精神状態がとても大きく反映しますので、1人で悩まずご家族や友人と話したり可能であればセルフケアをしてみてください。
万が一できなくてもご自身を責めることなく、施術などを受けてみることをお勧めします。
ご家族の睡眠不足に気づく余裕を!
・最近一生懸命さが目立つ
・睡眠不足を訴えている
・肩こり、首こりがつらそう
他にも多々ありますが、上記のようなことが自粛以前よりも増えているご家族がいらっしゃったらまずはお話を聞くことから始めてみてはいかがでしょう。
ストレッサーを全部取り除くことは無理でも、回避する方法を一緒に考えてくれる人がいることで状況が変わります。
当サロンでご提供できること

背中など肌に直接触れるケアは副交感神経を優位にし、リラックス効果をもたらします。交感神経が優位な方ほど、触れられることを避けがちです。
ストレスの度合いは人それぞれですが「皆がストレスを感じているのだから」と安易に判断せず、積極的に、そして早期に改善していきましょう。
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