背中の“ゴリゴリ”の正体とは?無理にほぐす前に知ってほしい、安全なコンディショニング法
- りらっくすの森西調布サロン

- 10月22日
- 読了時間: 4分
更新日:10月22日

「この背中のゴリゴリ、ほぐせば楽になるはず…」そう思っていませんか?
フォームローラーやストレッチポールで背中をケアしている時、あるいはご家族に背中を押してもらった時、「ゴリゴリッ」という感覚、ありますよね。
「よし、ここに疲れが溜まってるんだな!」
「このゴリゴリを潰せば、きっと楽になるはずだ!」
そう思って、グリグリと強く押し付けてしまう…。
そのお気持ち、痛いほどよく分かります。
しかし、もしそのセルフケアで「なんだか痛いだけ…」「かえって揉み返しのように重くなった気がする…」と感じているなら、一度立ち止まってみてください。
その“ゴリゴリ”、もしかしたら、力任せにほぐしてはいけないサインかもしれません。
この記事では、その背中のゴリゴリの正体と、あなたの身体を本当に大切にするための、安全なコンディショニング法について、専門家の視点から優しく解説していきます。
背中の“ゴリゴリ”の、意外な正体
一般的に「ゴリゴリ」と感じるものの正体は、主に以下の2つが考えられます。
硬くなった筋肉の繊維(トリガーポイント)
長時間の同じ姿勢などで、筋肉の繊維が束のように硬くなり、しこりのようになっている状態です。
癒着してしまった「筋膜」
そして、もう一つが、私たちの身体を覆う“全身スーツ”である「筋膜」です。この筋膜が、ストレスや水分不足で滑らかさを失い、筋肉や皮膚とくっついてしまった「癒着」。これが、ゴリゴリ感の大きな原因の一つと考えられています。
特に、この「筋膜の癒着」が原因の場合、力任せにゴリゴリと潰そうとするのは、逆効果になることがあるので注意が必要です。

なぜ、無理にほぐすのが危険なのか?
ねじれて固まってしまったウェットスーツ(筋膜)を、無理やり引き剥がそうとしたらどうなるでしょう?スーツの生地が傷ついたり、余計にねじれがひどくなってしまうかもしれませんよね。
それと同じで、癒着した筋膜を無理に圧迫すると、
筋膜や、その下にある毛細血管を傷つけてしまう(揉み返しの原因)
身体が防御反応で、さらに緊張して硬くなってしまうといった、望まない結果を招くことがあります。
「痛いから、効いてる証拠!」というのは、必ずしも正しくないのです。
安全なコンディショニング法:「圧迫」ではなく「解放」という考え方
では、どうすればいいのでしょうか?
答えは「潰す」のではなく、「優しく、じっくりと解放してあげる」ことです。
【ご自宅でできる、安全なセルフケアのヒント】
持続的な圧をかける
フォームローラーを使う場合、ゴリゴリと転がすのではなく、「気持ちいい圧」を感じる場所で動きを止め、30秒ほど深呼吸をしてみてください。筋膜は、持続的な圧によって、ゆっくりと緩んでいきます。
温めて、水分を摂る
お風呂などで身体を温め、血行を良くしてからケアするのも効果的です。また、筋膜の滑らかさを保つためには、こまめな水分補給が欠かせません。
全身の繋がりを意識する
背中がゴリゴリする原因が、実は「お尻の筋肉の硬さ」や「足首の歪み」にあることも少なくありません。背中だけでなく、全身を優しくストレッチしてあげることを心がけましょう。
もし、セルフケアに不安を感じたら…
「自分のやり方、本当に合ってるのかな?」
「痛いだけで、一向に楽にならない…」
もし、そんな風に感じたら「一度、プロに頼ってみる」という、選択も考えてみてください。
りらっくすの森は、あなたの身体の“ゴリゴリ”が、どこから来ていて、どうすれば安全に解放できるのかを見極める専門家です。言葉を話せない動物の身体と向き合ってきたからこそ培われた、繊細で的確な技術で、あなたの身体の状態に合わせた、最適なアプローチをご提案します。
無理に頑張りすぎず、時には専門家の手を借りることは、自分を大切にする素晴らしい選択肢の一つです。
背中の“ゴリゴリ”の正体とは?無理にほぐす前に知ってほしい、安全なコンディショニング法
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